海の見える街での生活!移住を考えた時に気を付けること

都会に住んでいると、子供が遊ぶ場所が限られたり、人混みに疲れたりする事もありますよね。

海の近くだと釣りができたり、子供を遊ばせたり、波の音を聞きながらゆったりした時間を過ごしたり、のんびりした生活ができそうです。

そんな考えから、海が見える街への移住を検討した事がありませんか?

実際に子供の頃から海の近くで生活していた友人の体験談を踏まえて、海の近くでの生活はどういう感じなのか、紹介したいと思います。

実は私が住む所も、汽笛の音が聞こえる横浜の港の近くなんですヨ。

もし私がもっと海の近くに住むとしたら、三浦半島にしようと思っています。

海の見える街に移住を考えた時に気を付けること

海の近くに住みたいーーー!!と思っても、実際に海の近くに住むとなると、楽しい事ばかりではありません。

あこがれが強すぎて、後で悔やむことにならないよう、先にデメリットをご紹介しますね。

まずは、海が近くに見える所、またはすぐそばに住むことになった場合のデメリットです。

・塩害がある

・風が強い

・台風や津波等の災害の不安がある

このようなデメリットがあります。

塩害がある

海の近くなので、潮風が吹き付けてきます。

その潮風が車や家の壁などに吹き付ける事で被害が出ます。

塩によって金属部分やコンクリート部分などが錆びて、ひどくなると腐食が進んでいきます。

家の壁やサッシやドア等も腐食等でボロボロになってしまいます。そのため、塗装の塗り替え等のメンテナンスが必要になります。

アパートでテラスに洗濯機を置いておくと、すぐに錆ます。

また、土壌も塩害で作物が育ちにくくなるので、家庭菜園等を考えている場合は育てるのが大変です。

・風が強い

海は風をさえぎる物がないので、風当たりが強いです。

洗濯物を外に干す時は、飛ばされないように注意が必要ですよ。

この強風はもちろん塩分を含んだ潮風なので、塩害を受けた屋根や雨どいが、強風を受けて壊れやすくなる事が多いです。

・台風や津波等の災害の不安がある

近年、けっこう怖いです。

大型台風の時はいつも、海っぺりの建物は、全部波をかぶっています。

時には、コンクリートの堤防が波によって崩され、街中までコンクリートの塊が流されてきたこともあります。後始末がいつも大変です。

満潮と重なれば高潮で波が打ち上がってくる可能性もあります。

また、最近は各地で地震も増えていて、いつ東日本大震災のような津波が起こるかも分からないです。

塩害は、まぁそういうものだと思えば耐えられますが、強風や台風は、時に生きた心地がしないことがあります。

特に近年、気象がすごいことになっているので、怖いです。

こうしたことを考えると、住むならば、海から少し離れた(海が遠くに見える)高台がいい、と思いますよね。

海の見える街での生活!メリットもいっぱい

海が好きであれば、すぐに海に行ける環境って魅力的ですよね。

デメリットがあるとは言っても、海の近くに住むことには根強いあこがれがありますよね。

・すぐに釣りに行ける

・朝市などで新鮮な海の幸が手に入る

・海の幸を美味しく食べれる飲食店が多い

・レジャーを楽しめる

・波の音が気持ちいい

・開放的な気分になれる

といったメリットがすぐに挙げられます。

 

・すぐに釣りに行ける

友人も休みの日はよく父親と一緒に、海へ釣りへ出かけていたそうです。

釣りに行きたいとなったら、まずは釣り場を調べたり道順を調べたり、移動の手間もかかります。

釣れる場所が近くにあれば、そんな手間はなく思いついたらすぐに釣りに行く事ができます。

もちろん、色んな釣り場所を巡る楽しみはあると思いますが、思い立った時にすぐに海にいける状況は魅力的ではないでしょうか。

釣った魚を食べれば食費も節約できますし、新鮮な海の幸を味わう事もできます。

・朝市などで新鮮な海の幸が手に入る

神奈川県内の海辺の街では、定期的に朝市が盛んに開催されています。

朝市サミットなるものもあるくらいなんですヨ。

三崎朝市はこちら>>

 

・海の幸をおいしく食べれる飲食店が多い

海の幸が獲れるということは、地元で人気の名店がある確率が高いでしょう。

移住先を選ぶ時、是非確認したいポイントですね。

三浦半島ならば、遠洋漁業の基地として栄えた三浦市があり、マグロ料理の名店が数多くありますヨ。

 

 

・レジャーを楽しめる

3枚の写真の下2枚は、シーカヤックの写真です。シーカヤックは、三浦半島で流行っています。

海の上を服を着て座ったまま海面をスイスイすべるようにこげるシーカヤックは年齢に関係なく楽しめるスポーツ。

三浦半島ではウィンドウサーフィン。

江の島ではサーフィンができますね。

レジャーシーズンだと、海水浴場の近くは車で混み合って、運転が大変だったりする事ってありますよね。

もし歩いて行ける場所であれば、そんな負担もなくすぐに海に行って遊ぶ事ができます。

友人の家は海水浴場の近くではありませんでしたが、浜辺に潮だまりがたくさん出来ていて、よく小魚やカニやヒトデを捕まえたりして遊んでいたそうです。

潮だまりの中を歩いたり岩場を歩いたり、公園では体験できない自然の中での遊びをたくさん体験できたそうです。

ゴールデンウィークあたりには、潮干狩りもたくさんしていたそうです。

潮干狩りをする時は、勝手にやると密漁になるので、浜券等を購入してから決められた場所で行う必要があるので注意が必要です。

友人ももちろん家族が浜券を購入して楽しんでいたそうです。

・波の音が気持ちいい

波の音を聞きながら、海辺を散歩をしながらゆっくりする時間も気持ちいいですよね。

リラクゼーションミュージックでも、波の音が入った音楽がたくさんあるように、波の音にはリラックス効果があると思います。

波の音を聞くとのんびりとリラックスできるので、ぶらっと散歩に出てそんなゆっくりした時間を過ごせるのは、近くに住んでいる人の特権ではないでしょうか。

・開放的な気分になれる

潮風にあたりながら、青い海を見ていると、たとえそれが港であっても、何故か開放的な気分になります。天気の良い日はなおさらです。

海辺に移住する際に注意すること

デメリットでも紹介したとおり、潮風で家の壁等がボロボロになるので、メンテナンスをしっかりする必要があります。

定期的に壁や車等について塩を水で洗い流す

錆がついてしまった場合は、サンドペーパー等で削る

塩や錆がつかないようにコーティングする

車庫はシャッター付きの物にする

などの対策を行うと、塩害も最小限に抑えられるのではないでしょうか。

あとは、住む場所についてですが、海に近い場所に住むのは魅力的ですがやはり津波の不安もありますよね。

ハザードマップなども確認して、津波被害の危険がある場所は避けた方が安心ではないでしょうか。

地盤がしっかりした高台で、海が見えるような場所があれば理想的ですよね。

場所については、地元の不動産会社が詳しいと思いますので、しっかりと相談して被害が最小限に住むような場所を探した方がいいと思います。

まとめ

海の近くに住むと、海水浴や釣りといったレジャーが楽しめたり、ゆっくりした時間が過ごせます。

ただし、塩害、強風、災害等といったデメリットがあるので、移住する時はよく考えた方がいいかもしれないです。

場所によっては、塩害の影響が少ない所等もあると思います。

不動産会社等でしっかりと相談して、海が見える街で素敵な移住ができますように。