夏が近づいてきましたね、夏は生姜のおいしい季節です。ピリッとさわやかで、暑い日にはピッタリの食材ですよね。
生姜は冬に食べると良いというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実は生姜は夏に食べるのもおすすめの食材なんです!
クーラーや冷たい飲み物で意外と体が冷えやすい夏、体を内側から温めて代謝を良くしてくれます。
今日は、そんな新生姜を美味しく食べて保存も出来る簡単な方法をお伝えしたいと思います!
新生姜の甘酢漬けの茹でない作り方
新生姜の甘酢漬けって、茹でないとつくれないんじゃないの!?と思いますよね。
でも、茹でずにつくれるんです!
茹でても茹でなくてもおいしい甘酢漬けはつくれますが、茹でずにつくるとピリッとさわやかで食感の良い甘酢漬けになりまーす!
ではさっそく、新生姜の甘酢漬けを茹でずにつくってみましょう!
新生姜の甘酢漬けは、お寿司屋さんでよく見られる、いわゆる「ガリ」です。
なんと、新生姜を使えば、ガリを自宅で簡単につくることが出来るんです!
自宅で作ると、甘くしたり辛くしたりと自分の好みの味に調整できるし、日持ちもするので常備菜としておすすめですよ!
【用意するものはこれだけ!】
・新生姜 200g
・酢 100ml
・砂糖 大さじ3
・塩 大さじ 1/2
甘めが好きな方は、砂糖の量を増やしてくださいね。酢は寿司酢や米酢、砂糖はてんさい糖やはちみつなどでもOK!
お好みで色々変えてみて自分に合った味を見つけてくださいね。
つくり方はこんな感じです。
①新生姜の皮をむき、さっと洗います。
茶色く汚れている部分はスプーンでこそぎ取ります。
赤い部分は残しておくのがおすすめ。赤い部分があるときれいなピンク色の甘酢漬けが出来ます。
②スライサーや包丁で、新生姜を切ります。
縦に繊維に沿って切ります。出来るだけ薄く切るのがポイントです!薄い方が味がしみこみやすくなります。
ただ、食感を楽しみたい方は厚くスライスするのもいいですね。お好みで千切りにするのもおすすめです。
③甘酢をつくります。
酢、砂糖、塩を鍋で温めます。砂糖が全部溶けるまで火にかけてください。
④甘酢の材料が鍋の中で全部溶けたら熱々の甘酢を新生姜にかけます。
新生姜が徐々にきれいなピンク色に変わります。
2~3時間ほど冷蔵庫で漬けると、完成!味がしみこんで食べ頃です。
たったこれだけで茹でない新生姜の甘酢漬けの出来上がり!とっても簡単ですよね!
あらかじめ煮沸滅菌しておいた瓶に新生姜を入れてから甘酢をかけて蓋をすると半年以上保存がきく常備菜になりますよ!
常温でも保存可能ですが、冷蔵庫で保存したほうが、長持ちするし暑い季節に美味しく食べれられるので良いと思います。
漬けた液は捨てずに、寿司酢やドレッシングとして再利用することもできますよ。
そもそも、新生姜って何?
まず、新生姜と生姜の違いって何なのでしょうか?
普段私達が食べている生姜は新生姜なの?違うの?というお話からしていきたいと思います。
そもそも、スーパーマーケットでは1年中生姜が手に入りますが、普段買っている生姜は、新生姜なのでしょうか?
実は、1年中手に入るいわゆる普通の生姜は、「ヒネ生姜(古根生姜)」と呼ばれています。
新生姜は、ヒネ生姜の上部に出来た、新しい根の部分なんです!
新生姜は、茶色いヒネ生姜と比べて色が白く、白い茎の先が赤いのが特徴です。
さらに、新生姜はヒネ生姜よりも繊維質が柔らかく、辛みが控えめで、みずみずしく、生でも美味しく食べられるんです!
甘酢漬けのおいしいアレンジレシピ!
出来上がった甘酢漬け、そのまま食べるのもおいしいですが、ちょっとひと工夫するとよりおいしく食べられます。
例えば、細かく刻んで、ご飯に混ぜて混ぜご飯に!胡麻や海苔なんかも一緒に入れると良いですよ。
それをおむすびにしてお弁当に入れるのもおすすめです。
後は、刻んだネギと甘酢漬けと卵を一緒に炒めると、いつもとは一味違うスクランブルエッグの完成です!
他にも卵との組み合わせでしたら、卵焼きに入れたり卵かけご飯に添えても美味ですよ。
もちろん甘酢漬けは「ガリ」ですので酢飯と合わせてちらし寿司の材料にしても良し!
そして私の一押しは、刻んでシンプルに納豆に混ぜ合わせるだけという方法です。簡単でしかも納豆と相性抜群!
是非お試しください。
まとめ
|
いかがでしたか?美味しくて、しかも茹でず簡単につくれる新生姜の甘酢漬けについてご紹介いたしました。
夏バテや食欲が出ない時にも美味しく食べられますから、これからの季節にピッタリだと思います。
発汗作用もあり、しかも胃腸の消化吸収を助けたり、免疫力を高めてくれます。
他にも、血糖値上昇の抑制や脂肪燃焼効果などもあり、漢方にも使われています。
そんな体に良いことだらけの生姜ですが、初夏にはスーパーマーケットの青果コーナーに色鮮やかな新生姜が並び始めます。
美味しい新生姜のことを、あまり良く知らないから買わないという方はもったいないです!
これを食べて暑い夏を乗り切りましょう!さっそく作ってみてくださいネ。
コメントを残す