海辺で過ごしている時に、知らないうちに虫に刺されたことはありませんか?
意外と海辺は、小さい虫が多いんですよ。
知らないうちに刺されて、皮膚のトラブルに見舞われた経験がある方は多いと思います。
ところで、虫に刺されたところが腫れてきたり、かゆくなってきたとき、どうすれば良いのかご存知ですか?いざ刺されてしまった時に慌てないように、正しい対処法をお伝えしたいと思います。
海で虫刺され!その対処法!腫れる前は温める!腫れたときは冷やす!
虫に刺されたときは、まず患部をきれいな水で洗い流します。
ポイズンリムーバーをお持ちなら、すぐに毒を吸い出してください。
お持ちでない時は、洗い流すときに指などを使い、傷口のあたりをつまんで毒を吸いだしてください。
そして、刺されたところがどうなっているのか確認しましょう。
腫れていない時
刺されたことにすぐ気が付き、腫れていない時はお湯(45度くらい)をかけたりお湯を浸したタオルなどで30分間温めます。カイロを当てるのも効果的です。
理由は、虫の毒はタンパク質を由来としているため、熱に弱いからなんです。温めることで体内の毒を中和でき、炎症が起きるのを防ぐことが出来ます。
腫れている時
腫れている時は保冷剤や氷、流水で速やかに冷やすようにしてください。まだ腫れていなくても、かゆみを感じたら冷やしてくださいね。
冷やす理由は、アレルギー反応による炎症を抑えるためです。炎症が起きているところを冷やすと、血管が収縮し、腫れやかゆみを抑えることが出来ます。
注意点
炎症が起きている時に温めると、症状を悪化させてしまいますし、かゆみもひどくなるので、気を付けてください。
腫れた時、腫れていない時、両方のケースとも応急措置をした後は、薬局で薬を手に入れて塗りましょう。
治りが遅くなるため、かゆくても掻きむしらないよう注意してください。虫刺されパッチなどを貼っておくのもおすすめです。症状がひどいときは病院の受診をおすすめします。病院ではかゆみ止めの内服薬もあるそうです。
海で注意しなければならない虫は何?
海で刺してくる虫は色々ですが、どんな種類の虫がいるのでしょうか?特に注意が必要な虫をお伝えします。
・ヌカカ
海岸沿いに生息する体長1~2㎜のハエの仲間です。糠(ぬか)のように小さいことからヌカカと名付けられたそうです。なんと小さいため網戸もすり抜けてしまいます!服や髪の毛もすり抜けて、お腹や頭皮を指すこともあります。
朝や夕方に発生しやすく、集団で行動するので、知らない間に何か所も噛まれることも!皮膚を傷つけて吸血するので刺されると軽い痛みがありますが、気づかないこともあります。出血班が見られ、時間がたつにつれてかゆみ、赤い湿疹が現れ、腫れることもあります。なんと怖いことにかゆみが1週間続くこともあるんです!
サチコ
・ブヨ
山や渓流沿いに多く生息しますが、海にいることもあります。体長3~5㎜の虫です。皮膚を噛み切って吸血し、激しいかゆみ、腫れが出ることがあります。
・アブ
野山や水辺などあらゆる自然豊かな場所に生息する体長8~30㎜の昆虫です。皮膚を噛むことで出血させて血を吸います。吸血されると痛みやかゆみが出ます。時間がたつにつれて、赤く腫れ、かゆみが増します。
海で虫に刺されないようにするにはどうする?
やっぱり海でなくても私たちが日常生活で使っているもので対処するのがいいみたいです。
・虫よけスプレーをする
全身にかけるのはもちろんですが、肌だけではなく衣類にもかけておくのがおすすめです。虫よけスプレーがききにくい虫もいますので、虫が嫌う香りを持つハッカスプレーをかけるのも良いと言われています。
・肌を隠す
釣りなど、着衣の場合はなるべく長袖長ズボンで、サンダルよりも靴を履くことで刺されるのを防ぐことが出来ます。頭皮を隠すために、帽子をかぶるのも良いですね。
・蚊取り線香を使う
釣りやバーベキューなど、同じ場所にいる時は蚊取り線香を置いておくのも効果的です。蚊だけではなく、他の虫も追い払うことが出来ます。
・ポイズンリムーバーを用意しておく
虫刺されの時に患部から毒や毒針を吸い出すための道具で、1個1000円程で購入できます。アウトドア常備品として持っておくと安心かと思います。
蚊 ブヨ ハチ スズメバチ ムカデ ヤマビル 毒魚 毒蛇 虫刺されなどにも刺されたらすぐに対応。わかりやすい説明書つきです。 |
こちらは、吸引中に手を放しても、吸引できる機能があります。 |
まとめ
いかがでしたか?せっかくの海での楽しい気分が虫刺されで台無しにならないように、しっかり対策してから行って目いっぱいアウトドアを楽しみましょう!
小学生の時にクラゲに刺されて、痛みが酷かったことが思い出としてあります。その時は、学校の先生もいたのですが、誰も対処法を知らなくて、赤黒くみみず腫れになり、痛みで泣いていました。夜になって、痛みが何とか和らぎ翌朝はケロッとしていましたけど。
大人になってから子供たちのために調べたら、クラゲの場合はヤバい場合があり、病院に行った方が良いケースもあるということがわかりました。
私なら今度、私と同じようなケースがあったら迷わずこうします。↓↓
まず、子どもは海中にいたので、何に刺されたのかわからず、ただ、「痛い」と言ってきます。その時、まずクラゲに刺されたのでは?と疑います。
ハリが刺さっている場合もあるので、海水でます軽く洗い流し、患部にハリがある場合はピンセットで取る応急措置をします。ピンセットがなくても手では取りません。みみず腫れが出てきたり、子どもが痛がっている場合は、冷やしながら病院に行きます。
私の場合は、本当は病院に行った方が良かったのではないかと思いましたけど、痛さよりも大人が対処法を知らないということに、子供心ながら不信感をもちましたね。母親は夜じゅう心配して、私に付き添ってくれましたけど。
参考までに。
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