夏の楽しみの一つはおいしいとうもろこしですね。
茹でたてのちょっと塩の利いたとうもろこしの自然な甘味は体にもやさしくて暑い夏でもおいしく食べることが出来ますね。
とうもろこしは、シャキッと茹で上げるにはお湯から茹でたり、甘味を強くしたいなら時間をかけて茹でたり、茹で方やゆでる時間によって味が違ってきます。
お好みの味になるように茹で方と茹で時間を工夫して、とうもろこしを最高の味で楽しんでくださいね。
Contents
とうもろこしの茹で時間はお湯からがおいしい?
とうもろこしはどんな食感に茹でたいかで茹で方や茹で時間が変わります。
お好みの食感になるように茹で方を選んでくださいね。
〇シャキッと茹で上げたいなら…
とうもろこしが丸ごと茹でられる大きさの鍋にとうもろこしがかぶる程度のお湯を沸かします。
お湯が沸いたらその中に皮を2~3枚残したとうもろこしを、そのまま入れて沸騰したまま3~5分程度茹でます。
〇ふんわりと水分が大目に茹で上げたいなら…
とうもろこしが丸ごと茹でられる大きさの鍋にとうもろこしがかぶる程度の水を入れ、その中に皮を2~3枚残したとうもろこしを、そのまま入れて沸騰してから3~5分程度茹でます。
あまりぐつぐつ沸騰させないようにすると良いですよ。
〇香りが感じられるくらい甘く茹で上げたいなら
とうもろこしが丸ごと茹でられる大きさの鍋にとうもろこしがかぶる程度の水を入れ、その中に皮を2~3枚残したとうもろこしをそのまま入れて沸騰させないでそのまま20分~25分お湯の中で泳がせます。
このように茹で方で味や食感がかなり違います。
また、お湯に対して3%くらいの塩を入れて茹でたり、茹で終わってから塩を入れてそのまましばらく置いておくと塩味がきいて甘味を引き出すことが出来ます。
どれもとうもろこしの茹で方の1つなので自分の好みの茹で方や使い方に合わせてくださいね。
とうもろこしを茹でる前にどうやって準備する?
まずはおいしいとうもろこしの選び方ですが、皮つきのものなら先っぽから見えているヒゲの様な糸のようなところに注意してみてください。
そのヒゲの量が多くて、色が茶色または茶色に近いものが実がぎっしりで良く熟したものです。
なので、茶色いヒゲがふさふさのものを選ぶようにしましょう。
そして、とうもろこしは鮮度が落ちるのが早く、収穫直後が一番甘いのもとうもろこしの特徴です。
ですから、手に入れたらなるべくすぐに食べるのがおすすめです。
皮つきの場合には皮は全部むかないで、2~3枚薄く皮を残してくださいね。
茹でる時にはその残した皮ごと一緒に茹でるのがコツです。
そうするととうもろこしの味がお湯にしみだしてしまわないので、おいしいままゆで上げることが出来ますよ。
とうもろこしを茹でる以外のおいしく食べる方法!
とうもろこしはお鍋でゆでる以外にも調理することが出来ますよ。
蒸し器で蒸したり、お手軽に電子レンジで蒸すこともできますし、生から焼いて食べることもできます。
〇蒸し器で蒸すには
基本的な蒸し料理と同じように水を入れて沸騰させ、湯気が経ったら皮が2~3枚付いたママのとうもろこしを入れて中火で10分程度蒸します。
〇電子レンジで蒸すには
皮つきの場合は皮はむかないで皮が付いたままの状態で、500Wで5分程度蒸します。
お使いの電子レンジによってちがいがあるので様子を見ながら追加で加熱してくださいね。
皮が付いていない場合はラップに包んでくださいね。
〇生から焼くには
お魚焼きグリルが便利です。
皮を全部むいて魚焼きグリルに入れて20分~25分焼きます。
途中で何回かコロコロとまわしてひっくり返してください。
醤油味やバター醤油味にするのもおすすめです。
とうもろこしの保存方法!
とうもろこしは鮮度が落ちやすいのですぐに食べるのがおすすめですが、生のままでも茹でてからも冷凍保存することもできます。
・生のまま保存する場合
皮はつけたままにして、ヒゲの部分はハサミなどで切り落としてください。
その後ラップに包んでから密封できる保存用の袋に入れて、冷凍庫で保存してください。
その時、できるだけ冷凍庫の中でとうもろこしを立たせるようにしてくださいね。
このように皮つきのまま密閉して冷凍すれば、だいたい1か月程度保存できます。
食べる時にはラップ、皮がついたまま電子レンジで、600Wで8分程度加熱すれば、蒸しとうもろこしとしておいしく食べることが出来ます。
茹でてから冷凍保存する場合
茹でたとうもろこしを一本ずつラップに包んで密閉できる袋に入れて冷凍します。
食べる時には電子レンジでふんわりとラップをかけて600Wで7分程度加熱します。
凍らせる前に実を外してバラバラにして凍らせれば自然解凍でそのままサラダや炒め物に使うこともできますよ。
まとめ
キョーコ
とうもろこしはまず新鮮で実が詰まっていて熟したものを選ぶようにしましょう。
また、よくスーパーで皮が全部むかれたとうもろこしがトレーに乗せられて売られていますが、皮をむくとビタミンCが減ってしまうので、もし皮付きも売られていたら、そちらを選ぶようにしましょう。
後は自分の好みの食感に仕上がるように茹で方を工夫するだけです。
とうもろこしの旬は夏のほんの一瞬です。
その貴重なおいしさを味わっていただきたいですね。
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