温活アドバイザーはどんな仕事をする人？資格や活かせる職業について！

「温活」とは、体を温めることによって基礎体温を上げて、冷えから引き起こされる様々な体の不調を改善することです。

現代人は昔の人に比べて、基礎体温が0.5～1.0度程度低いと言われているんですヨ。

特に女性は、体質的に冷え性（低体温）の人が多く、その“冷え”は様々な体調不良の原因になると言われています。

最近では、リモートワークの増加で運動不足の人が増えて、健康意識が急激に高まってきたため、温活への需要は増えてきているようです。

ここでは、そんな温活のメリットや温活アドバイザーという資格について紹介していきます。

温活アドバイザーはどういう仕事ができる資格？

温活は、後述しますが、様々な健康面のメリットをもたらしてくれます。

そんな温活についての知識が豊富で、体温調整力を上げるためのアドバイスができるという資格が「温活アドバイザー」です。

温活アドバイザーは、2020年12月にユーキャンで開校した資格講座で取得できる民間の資格になります。

講座の内容は、冷えの起こるメカニズムや体を温めるための基礎知識はもちろんのこと、知識をどのように実生活に取り入れていけば良いかも学習します。

食事や睡眠などの生活習慣、運動やマッサージ、ストレスへのケアなど、体の内と外から冷えを改善する方法を学びます。（ユーキャンHPより）

冷えや温活の知識がない人でも３か月ほどで基本知識と実践方法が身に付けられるということなので、予備知識がない方でも比較的ライトに始められる資格と言えるでしょう。

講座の受講費用は32.000円になります。

この資格は、民間の資格ゆえに、治療や診断を行う医療行為はできません。

また、温活アドバイザーになるにあたって得た知識を活かせる仕事もあり、例えば、エステティシャン、セラピスト、マッサージ師、ヨガスタジオ講師、リフレクソロジスト（足つぼマッサージ師）などと言った、主に女性をターゲットにした美容・ダイエット関係のサロン等とは相性が良いです。

他にも、料理教室の講師の方も、温活レシピのアドバイス等をするといった形で資格を活かせそうです。

温活アドバイザーの仕事が向いているのはどんな人？

温活アドバイザーの資格を取るのに向いている人は、一体どのような人でしょうか

温活アドバイザーは、こんな方におすすめです。

実際に自分自身が冷えで悩んだ経験があると、自身の体調改善の実体験に基づいたアドバイスをすることができるので、説得力があり、かつ、同じく冷えで悩む人に対して親近感を持ってもらいやすいと考えられます。

アドバイザー自身が、アドバイスしたい分野について興味関心があることは必須事項とも言えます。

日頃から関心を持って情報取集しておくことで、より有益な情報をアドバイスする相手に伝えられることが期待できます。

アドバイザーと名のつく仕事は、人の役に立つこと、人の課題克服などのために尽くすことを本願としています。

冷えの悩みや課題を抱える人に対して親身に接し、相手のちょっとした変化に気づいて、体調の改善を一緒に喜べるような人が、アドバイザーをするには適任でしょう。

前述したようなエステティシャンやセラピスト、料理教室の講師などの職に就いている人にとって、温活アドバイザー資格を得るために学ぶ内容は関連性も高く、スキルやモチベーションを上げることに一役買うことが期待できそうです。

＋αの知識を持ち、自身も温活を実践することで、自身の健康面のさらなる向上だけでなく、お客様により役立つ情報や満足してもらえるサービスを提供することに繋げられる側面もあると考えられます。

温活をするメリットとは？

現代人は昔と比べ基礎体温（起きて１時間後の体温）が低くなっている傾向にあるそうです。

健康な人の平熱は約36.5度だと言われていますが、平熱が35度台だという人も少なくありません。

このような低体温の状態だと、むくみや肩こり、頭痛、腰痛、足のしびれ、肥満、不眠、疲労感、集中力の欠如、免疫力の低下、女性であれば、生理不順や生理痛の悪化、不妊など様々な体調不良を引き起こしてしまいます。

そんな症状を改善し、不調のない体を目指す上で、体を温めるための温活を行うことが重要になってきます。

基礎体温が１度上昇することで、体の機能や免疫力が高まり、病気にかかりにくくなることをはじめ、代謝アップによるダイエット効果や血行不良の改善、睡眠の質の向上など様々なメリットをもたらしてくれます。

まとめ

温活は、女性の多くが悩んでいる身体の不調に対応できそうですね。

そうした知識を習得して、家族や友人など周囲の人に対してアドバイスができるようになると、それをたとえ仕事にしなくても、きっと喜ばれますよね。

仕事にできればなおさらですけど。