枝豆のおいしい茹で方!水からでもOK?

枝豆は、今は冷凍で、一年中食べられますね。

でも、何と言っても旬の枝豆が美味しいです。ビールと茹で上がったちょっと塩気のある枝豆は、我が家では夏の定番。毎晩のようにオットと食べて一日の疲れを癒しています。

何気なく茹でている枝豆ですが、ある日、急いでいて水から茹でてみたら、美味しさに違いが出てしまっていることに気が付きました。

今回は、枝豆の美味しい茹で方について、私なりに調べてみましたのでご紹介しましょう。

枝豆の茹で方は水からでなくお湯からが美味しい!

水から茹でた枝豆を食べたとき、「失敗した~!」と思いました。

枝豆のいつものシャキッとした感覚がなく、色も黒ずんだ色になってしまったのです。

オットは文句を言わずに食べましたけどネ。

 

お湯から茹でる方が美味しいのは、枝豆は火が通りやすいため、湯に浸す時間が短い方が、枝豆の食感が残っているからです。

枝豆を水から茹でるということは、じっくりと時間をかけて熱が伝わるということなので、しゃきっとした食感が失われてしまうのです。

また、お湯から茹でると、水から茹でるよりも栄養分や風味、旨みが逃げるのを抑えることも出来ます。

こういった理由から、枝豆はお湯から茹でた方が美味しく仕上がるんです!

他の野菜でも、火が通りにくい根菜は水から、火が通りやすい豆類や葉物はお湯から茹でる方が美味しいですよ。

 

それでは、枝豆をお湯から美味しく茹でる方法をお伝えします。

枝豆の美味しい茹で方は?

まず、材料はこちら!

【材料】

 

・枝豆 約250g

・塩 約40g

・水 約1リットル

塩分量は、水1リットルに対して4%が理想的と言われています。

 

【作り方】

下ごしらえ

枝豆は、茹でる前に下ごしらえをします。

枝から外した枝豆の両方の先端を少し切り落とします。

こうすると、味がしみこみやすくなります。

包丁よりも、キッチンばさみの方が切りやすいかもしれません。

塩もみ

枝豆を、さっと洗って表面の汚れを取ってから水気を切ります。

用意した塩の半分くらいを枝豆に振りかけ、塩もみします。

塩もみをすると、塩味ののりが良くなり、枝豆の産毛を取ることもできます。

ごしごしと握るようにもみ込んで下さい。

茹でる

鍋に水1リットルと残りの塩を全部入れ、沸騰させます。

沸騰したら枝豆を入れ、はしでかき混ぜながら4分程茹でます。

上げる前に試しに1個食べてみて、茹で上がっているか確認すると良いですね。

塩を入れることで、沸点が上がり高温で茹でることになるので、よりふっくらと柔らかくて弾力のある枝豆になりますよ。

 

茹で上がったら、ざるに上げ、うちわなどで冷まして出来上がりです。

冷水や氷水で冷ますと、水っぽい仕上がりになってしまうので注意して下さい。

茹で上がってから1時間程冷ましておくと、味が染みてより美味しくなりますよ。

 

いかがですか?手順も少なく、とっても簡単ですよね。

枝豆の美味しいアレンジレシピ!

枝豆は、茹で上がったものをそのまま食べても美味しいですが、彩りが良く、多くの食材との相性が良いので、色々な料理に入れてアレンジするのもおすすめですよ。

和食だったら、茶わん蒸しやひじきなどの煮物、中華だったらチャーハンの具や中華丼など。洋食にも合いますよね。

洋食で私がよく作るアレンジレシピは、ハンバーグやメンチカツの種に枝豆を混ぜ込むというものです。

ボリュームアップしますし、宝探し気分を味わえて子供たちにも好評なんです!

子供たちにも人気といえば、枝豆の入った卵焼きもおすすめです。

彩りが良く、食欲をそそります。お弁当のおかずにぜひ!

 

また、茹でた枝豆は、冷凍で長期保存することも可能です。

枝豆を冷凍する場合は、少し固めに茹でると良いですよ。

冷ましてあら熱が取れた枝豆の水気を取り除いて、フリーザーパックに入れて冷凍するだけで、約1か月間保存できます。

子分けにしておくと、調理の際に楽だと思います。

枝豆がたくさんあって食べきれない時に、おすすめです。

枝豆は鮮度が落ちやすく、時間がたつと旨みがどんどん失われてしまうので、適切な方法で保存してくださいね。

枝豆ってどんな野菜なの?

そもそも、枝豆はどんな野菜で、どんな栄養があるのでしょうか?

1年中スーパーなどで見かけるため知らない方も多いかもしれませんが、枝豆の旬は6月から8月頃、いわゆる夏野菜なんです。

そして枝豆の正体は、実はまだ完熟していない「大豆」なんです!

つまり収穫しないでそのまま放置しておくと、茶色くなったサヤの中身が大豆になってしまうのです!

でも食物の分類では、なぜか枝豆は「野菜類」、大豆は「豆類」に分類されます。

なんだか面白いですね。

また、枝豆には、たくさんの栄養素が含まれています。

タンパク質、ビタミンB1、葉酸、カリウム、カルシウム、鉄など盛りだくさん!

整腸作用を持ち血液中のコレステロールの低下に効果的な食物繊維や、抗酸化作用を持つビタミンCも含まれています。

こんなにも栄養豊富な枝豆、どうせなら美味しく頂きたいですよね。

 

どうでしたか?枝豆は素材の味を楽しむものなので、茹で方や塩の加減が大きく味を左右してしまいます。

旬の枝豆を美味しく茹でて、色んな食べ方で枝豆を楽しんでくださいね!

 

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