みなさん、日本の都道府県は47あることはご存知ですよね。では、その中で、海に全く面していないいわゆる「海なし県」はいくつあるでしょう?
子どもに聞かれたときに、さっと答えられるのがカッコイイ大人。
まごまごしないで答えられる覚え方は、あるのでしょうか?
ここでは、海なし県のかんたんな覚え方をお伝えしたいと思います。
海なし県の覚え方は語呂合わせと地図!
海なし県は、正式には内陸県ともいいます。47都道府県のうち、内陸県は8つあります。
関東地方:群馬県・埼玉県・栃木県
中部地方:山梨県・長野県・岐阜県
関東地方:滋賀県・奈良県
以上が内陸県です。都道府県のうち、都道府は海があり、海がないのは「県」だけです。
では、海なし県をさっそく覚えていきましょう!まずは、語呂合わせです。
8つの県をひらがなで書いたときの頭文字を組み合わせて覚えるだけです!
覚えやすいおすすめの語呂合わせは2つです。
語呂合わせの1つ目
1つ目は、 ぐさ(っ)とやなぎしな(る) です。かっこの中の(っ)と(る)は県の頭文字に含まれていませんが、入れることで「ぐさっと柳がしなる」という意味合いが出てきて覚えやすくなります。
分かりやすく書くと、こんな感じです。
ぐ ぐんまけん(群馬県)
さ(っ) さいたまけん(埼玉県)
と とちぎけん(栃木県)
や やまなしけん(山梨県)
な ながのけん(長野県)
ぎ ぎふけん(岐阜県)
し しがけん(滋賀県)
な(る) ならけん(奈良県)
語呂合わせの2つ目
もう1つ、覚えやすい語呂合わせとして、 やなぎとしなぐさ というのもあります。「柳と支那草」と表すと、分かりやすいかと思います。
こちらも、見やすいよう羅列していきます。
や やまなしけん(山梨県)
な ならけん(奈良県)
ぎ ぎふけん(岐阜県)
と とちぎけん(栃木県)
し しがけん(滋賀県)
な ならけん(奈良県)
ぐ ぐんまけん(群馬県)
さ さいたまけん(埼玉県)
どちらの語呂合わせも、語呂が良くて覚えやすいですよね。
地図ごと覚える
もうひとつ、おすすめの覚え方は、地図ごと覚えてしまう、という方法です。
まず、日本地図を見てみましょう。そして、海なし県がどこにあるのか確認してみると、すべての県が本州にあることが分かりますよね。
そして、なんと海なし県は、奈良県以外は陸続きで接しているんです!
このことを覚えておけば、日本地図をイメージして、7つの県を導き出せるかと思います。後は、奈良県が海なしであることを覚えておけばOKです!
語呂合わせよりも思い出すのに時間はかかるかもしれませんが、海なし県を覚えるのと同時に日本のどの位置にどの県があるのか覚えることが出来るので、試験の時には役立つと思いますよ。
海なし県ってどんなところ?
私は海に面した県で生まれましたが、今は海なし県の長野県に住んでいます。実際に住んでみて感じた海なし県の特徴や魅力をお伝えしたいと思います。
・魚が高い
私の生まれ故郷では、スーパーマーケットで美味しいお刺身が安く手に入りましたが、やはり海なし県だと、魚の質が必ずしもいつも良いわけではなく、高い印象です。海がないので、これは仕方のないところではありますよね。
・お寿司屋さんがたくさん!
海なし県では、みんなが美味しい海鮮に飢えているのか、私の住む街にはお寿司のチェーン店がたくさんあります。しかも、平日休日問わずいつもにぎわっています。海がないといっても海の幸はみんな大好きなようです。
・山の幸が豊富
海がないからこそ、美味しい山の幸を作り出すことが出来るので、山菜などの山の幸が豊富です。長野県でも、おやきなど、山菜を使った郷土料理がたくさんあります。
・山や川・湖で自然を満喫できる!
長野県の小学校の授業では、夏は山登り、冬はスキーに行くことがあります。子どものころから山と触れ合っています。キャンプや渓流釣り、湖でのワカサギ釣りなど、川や湖でのアウトドアも盛んです。川や湖といえば、長野県では、昔から鯉やふな、あゆなどの川魚が好んで食べられています。ふなやあゆはともかく、鯉を食べるなんて!とびっくりされる方も多いと思いますが、「鯉こく」と呼ばれるうま煮や、鯉の塩焼きは絶品です。機会があればぜひ食べてみてください。
まとめ
海なし県についてお伝えしましたが、海なしの国、いわゆる内陸国もたくさん存在します。どんな国があるのか、ご存知ですか?
世界にはなんと、48の内陸国があるそうです!
アジアで馴染みのある国を挙げていくと、モンゴル、ラオス、ネパール、ブータンなど。ヨーロッパではオーストリアやハンガリー、スイスなど。広大なアフリカ大陸にも、ウガンダやエチオピアなど、たくさんの内陸国があります。
日本は島国なので、海があるのが当たり前になっていますが、こんなにたくさんの国が海となじみがないとは、驚きですよね。
魅力いっぱいの海なし県の覚え方についてお伝えしました。語呂合わせや地図、お好きな方法で覚えてテストや雑学に役立ててくださいね!
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