介護脱毛は必要ないし恥ずかしいからやらない?VIO脱毛のメリット・デメリットをご紹介!

最近、「介護脱毛」といって、将来、自分が介護される時のために、中年女性が下の毛の脱毛をすることが流行っているようです。

当然、誰もが介護なんてされたくないはずです。が、人生100歳時代に、いつどこでどういうふうに介護される身になるかわからないわけですから、今のうちに備えておこう、ということなのです。

介護脱毛とは、実際どのようなものなのか、気にはなるけれど、あまり考えたくはないという人も。

ここでは、介護脱毛の「よさ」「タイミング」「必要性」をいっしょに考えていきたいと思います。

介護脱毛は自分には必要ないって言えますか?

介護脱毛は、将来、介護が必要になった場合のアンダーヘアーの除去をする方法で、VIO脱毛とも呼ばれています。

介護脱毛の必要性は、高齢化が進んだ日本では今後ますます需要が高まってきているようです。

なぜならば、あるクリニックでは、アンダーヘアー脱毛を契約した40代以上の女性の患者さんたちが、ここ10年間で、なんと、約75倍にも増えてきているとか。

介護脱毛とは年齢を重ねるにつれて、自分でトイレに行けなくなりオムツを使用するとか、ふき取りが自分でできないなど、排せつの部分で介助が必要になる場合があります。

そのようなときの、ふき取りが容易になることで介助者の手を煩わすことなくオムツ交換でもスムーズになります。

大人のオムツ交換では汚れのふき取りがなかなか大変になることが予想されます。

そのため、前もって介護脱毛をすることで介護される人、介助する人のストレスを軽減できることが考えられます。

ストレスを軽減できるかもしれないけれど、下がツルツルというのもねぇ。なんだか準備良すぎるし、不自然な気がする。
考え方は人それぞれヨ。どうしなければならない、ということはないはず。

介護脱毛のメリット・デメリット!VIO脱毛は恥ずかしい?

では次に、介護脱毛のメリットについて考えてみることにしましょう。

メリット

 

デリケートゾーンを清潔に保つため

介護脱毛を行うことについてのメリットは「デリケートゾーンが清潔に保てる」といったことがあります。

高齢者では介護が必要になってくると免疫力の低下という点で、オムツの中や下着の清潔といった点では清潔な状態を保っておかなくてはなりません。

ただ、アンダーヘアがそのまま残っているのでは、排せつ物の拭き取りといった点でどうしても理想的な状態では保てないといったことがあります。

デリケートゾーンがきれいに拭き取れないことで、その部分の菌の増殖から感染症、においの原因にもなり健康が保てないことが多くなりがちです。

蒸れやかゆみの原因にもなり、高齢者では介護状態としてもなかなか大変になってきます。

その点、介護脱毛に理解のある人たちのなかでは、介護が必要になったときのために介護脱毛を検討する人たちが増えてきました。

もし、介護が必要になった場合でも、なるたけ排泄交換を快適に過ごすことができるよう、介護脱毛が考えられ取り入れてきつつあります。

 

肌トラブルの予防として

高齢者で介護が必要になってくるとオムツを使用することが多くなります。

それで、オムツをしていてアンダーヘアがある場合、時間とともに排泄物のアンダーヘアへの付着が気になってきます。

排泄物除去のためには、ふき取り方もゴシゴシと強めに拭くことになってしまいがちです。そうなってしまうとどうしても肌にはトラブルが生じて肌を痛めてしまいます。

ただ、介護脱毛をしてきれいにアンダーヘアを除去しておくと、排泄物のふき取りもきれいにふき取ることが可能になります。

介護脱毛をしておくことで、介護される側も介護する方の側にも肌トラブルなどが生じなくなり、ストレスがかからなくなります。

 

デメリット

では、介護脱毛のデメリットについて考えてみたいと思います。

介護脱毛デメリットは、

・施術(照射)中の痛み

・施術中における恥ずかしさ

・施術の時間や費用がかかる

・永久脱毛ではアンダーヘアーが生えてこなくなる

・温泉施設などでの恥ずかしさ

以上のデメリットが考えられます。

 

(1)施術(照射)中の痛み

クリニックで施術を行う場合、医療用レーザーを使用するのですが、痛みが生じます。そのため、表面麻酔、麻酔クリーム、笑気麻酔などの各種の麻酔をするのが一般的です。

痛みが気になる方は、その旨、事前に医師に相談しましょう。

その上でその麻酔を使用するかどうか決めましょう。

介護脱毛といっても医療脱毛など脱毛用のレーザーを使用します。もし、毛の濃いVIO脱毛であればレーザーや光が強く反応して痛みも生じやすくなります。

VIO脱毛においては、痛みの程度として「耐えることのできる痛み」と感じる人がほとんどです。

また、回数を重ねるごとに痛みの程度は少なくなっていきます。

(2)施術中における恥ずかしさ

普段は誰にも見せないVIO脱毛では、施術する場合にはデリケートゾーンは見せなくてはいけません。

そのため、デリケートゾーンを見られるだけで、「恥ずかしさ」を感じる人も多いです。

医療脱毛でも脱毛サロンでも「恥ずかしさ」を和らげるために、施術する部分以外にバスタオルなどをかけるなど、配慮してもらえます。

どうしても「恥ずかしい」などの点があれば、事前にその点についてカウセリングで相談してみるとよいでしょう。

「恥ずかしさ」については、家庭用脱毛器で脱毛することが考えられるかもしれません。

ですが、家庭用脱毛器で脱毛しても「毛を減らすこと」「生える量を抑える」のみで永久脱毛としての効果はなく、介護脱毛をやる目的とはならないですね。

 

(3)施術の時間や費用がかかる

介護脱毛といっても、VIO脱毛ですので脱毛における時間や費用はかかってしまいます。

介護脱毛は保険適用外となります。介護脱毛の料金は自費で支払うことになります。

介護脱毛における費用はどのくらいかかるかというと、

平均的な介護脱毛の永久脱毛の料金では、VIP脱毛は5回(1年間)で82,000~100,000円程度です。

一括払いでもよいですし、分割払いでで6,000円から4,000円でできるところもあります。

 

(4)永久脱毛はアンダーヘアーが生えてこなくなる

医療脱毛などでは、介護脱毛するとムダ毛は生えてこなくなります。自分で行うカミソリや毛抜きで行うものとは違い、「アンダーヘアーをもとにもどしたい」と思っても生えてきません。

 

(5)温泉施設などでの恥ずかしさ

あるべきところに毛がない、というのも、温泉施設に行った時、恥ずかしさを感じるかもしれません。さり気なく人に見られている感じもするでしょう。

そうした視線など気にしないでいることができればいいですね。

介護脱毛をやる場合のタイミングについて!

介護脱毛を考えるときのタイミングというものがあります。

できれば40代、50代のときにしておきたいですね。それには理由があります。

それは白髪と関係していて「白髪が少ないうちに脱毛しておく」ということがあるからです。

医療レーザー脱毛では、レーザーは黒い色のみ反応して脱毛できるからでメラニン色素が少ない白髪については脱毛機が反応しにくからです。

そのため、白髪まじりの状態だと脱毛効果が得られにくいということがあります。

必要以上に施術時間にとられたり、スムーズに脱毛できない場合もあります。

介護脱毛といっても、高齢期になってからの介護脱毛ということでは遅いということが言えるのです。

介護脱毛はどこでやる?

介護脱毛は、クリニック(美容皮膚科など)へ自分で出向かないと受けることはできません。そこで、クリニックと脱毛サロンでの施術の違いについて、ここで知っておきましょう。

クリニックは、医師の管理の下で施術を行うことになります。施術も熱破壊式蓄熱式があり、サロンの光の出力より強く、1回の料金もサロンより高いのが普通ですが、終了するまでの回数がかからないというメリットがあります。

一方サロンの施術は、エステシャンが行います。IPL式、SSC式、SHR式があり、クリニックの光の出力は低いため、終了するまでの回数がクリニックの2倍ほどかかります。その分、1回の施術費用は安いというメリットはあります。

熱破壊式・・・毛を作る組織に直接照射し組織を変性。

蓄熱式・・・・毛を作る司令塔をレーザーの熱で破壊。

IPL式・・・・メラニン色素に反応する光を毛根に照射。

SSC式・・・施術前に塗布する抑毛ジェルの上から光を照射して肌に浸透。

SHR式・・・毛を作る司令塔にダメージを与える。

注意しなければならないことは、介護脱毛をしたくとも、できない人がいるということです。既往症がある人や服薬中の人は、医師に介護脱毛ができるかどうかを確認することも必要です。

 

まとめ

高齢者介護では排泄介助を受けなければならない場合があります。アンダーヘアがあることで排泄介助の多くに時間がかかってしまいます。

自分が寝たきりになってしまい、介護が必要となった際に、介護してくれる人を煩わせたり、排せつ処理が原因で怒らせたりすることは、これっぽっちも想像したくないものですよね。

今回は、流行っているVIO脱毛で、特に介護になった時のことを考えて行う介護脱毛についてご紹介しました。

一番よいのは、寝たきりにならないよう、寝たきりの期間は最後の方の短い期間になるよう、日頃から健康に注意することだと思います。

ではまた。

 

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