自分の兄弟の家族が引っ越しをしたのでお祝いを贈りたいけれど、金額はどのくらいを相場として考えればいいのか、お祝いの品物はどのようなものがいいのか、悩みますよね。
今回は家族に引っ越し祝いを贈る場合の相場等について私の例をもとにご紹介したいと思います。
引っ越し祝いの相場は家族の場合はいくら?
長女が結婚して世帯をもった。その家族が新築の家に引っ越した。
結婚した兄が、栄転して引っ越すことになった。
姉が中古のマンションを買って実家から引っ越した。
イトコが新しく家を買って引っ越した。
結構、家族にも引っ越し祝いをあげる機会というはあるものです。
家族や親せきが引っ越す場合、お祝いの相場はどのくらいなのでしょう。
まずは、引っ越し理由によってお祝いの呼称や相場が変わることを覚えておいてください。
大きくわけて4パターンあります。
①新築祝い
家を新築して引っ越しをする場合は「新築祝い」になります。
兄弟や親戚間の相場は10,000円~30,000円ほど。
親が子にあげる相場は30,000円~100,000円ほどになります。
カズコ
②引っ越し祝い
中古一戸建てや中古マンションを購入して引っ越しする場合は「引っ越し祝い」です。
金額は新築祝いと同じ。
兄弟や親戚間の相場は10,000円~30,000円ほど。
親は30,000円~100,000円ほどです。
③餞別
賃貸の借り換えによる引っ越しは「餞別」です。
相場は3,000円~5,000円です。
④栄転・昇進祝い
転勤を伴う引っ越しは「栄転・昇進祝い」となります。
昇進の祝いも兼ねるので、相場は3000円から。
関係性によっては30,000円位までを目安に考えましょう。
サチコ
また、①新築祝いや②引っ越し祝いのように、近年では新築や中古を買う際に親から子への生前贈与として補助し、これをお祝いとして扱うこともあります。
立場や考え方によってお祝い方法が異なるので、生前贈与などは、家族で話し合っておくことが大事になります。
家族への引っ越し祝いにはどのようなものをあげたらいい?
これは特に相手からの要望がない限り、
現金です。
何はなくともお金があれば、その時に必要なものを買ったり支払いを補填したりすることができます。
それに、何より、喜ばれます!
相場を知って、お祝いの現金を封筒や祝儀袋に入れて渡しましょう。
お祝いを渡すタイミングは家族ならいつでもいい?
なお、家族であれば、渡すタイミングはいつでもいいのです。
ただ、自分の兄弟姉妹や自分の子に配偶者がいる場合などは、家族であってもタイミングを考えた方がよい場合もあるので、次を参考にしてください。
①新築祝い
家族や親類などへの、新居のお披露目会のようなものがあるならば、そのときに手渡すのがベストです。
お披露目が特段ない場合やお披露に呼ばれていても参加できない場合は、引っ越し前後1ヶ月を目安に贈りましょう。
引っ越し前後1週間は立て込む時期なので、お祝いを贈ったり、品物を手渡すのは避けましょう。なお、現金を直接渡すのはかまいません。
②引っ越し祝い・餞別
本人やその配偶者等が本格的な荷造りを始める前に贈りましょう。
時期としては、引っ越しの1ヶ月前位がオススメです。
お祝いを贈りそびれてしまった時は、引っ越し日から1カ月以内に贈るのがよいでしょう。
新築祝いと同様に、引っ越し前後1週間は忙しいので避けましょう。
③栄転・昇進祝い
昇進などの正式な発表があれば、その発表後1週間~2週間以内に贈るのが良いでしょう。
家族でのお祝い会などを開くなら、その時に手渡しするのが良いでしょう。
まとめ
親が子に引っ越しお祝いをあげるのは、相場など考えなくとも、あげられるだけあげればいいと思いがちですし、場合によっては「無し」でもよいか、と思われがちです。
しかし、
たとえ子でも、子に家族があるならば、
その配偶者に疑われるような額ではまずいですね。
家族間でも特に世帯をもっている家族へのお祝いは、相場を知っておくことは必要でしょう。
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