引っ越しをする日程が決まったら、早めに知っておきたい冷蔵庫の電源を切るタイミングの情報をお届けします。
移動前の中身の処理や、引っ越し先で冷蔵庫の電源を入れるタイミングも併せてご確認くださいね。
知らないと大変!引っ越しの時の冷蔵庫の扱いと準備を見ていきましょう。
Contents
引っ越しで冷蔵庫の電源を当日に切るのはNG!
引っ越し当日に電源を切るのは、様々なトラブルがおこる可能性が高くなり、冷蔵庫の破損や不調を招いてしまうので、NGです。
冷蔵庫を移動する際は「水抜き」という作業が必要で、電源を落とした後に「霜取り機能」が作動し、庫内の霜を溶かし始めます。
霜が溶けて出た水を捨て、移動の準備が整うまでに、本来はまる1日(24時間)OFFにするのが良いとされています。
引っ越し作業が忙しいさなか、冷蔵庫の処理に手が回らず時間が押してしまうケースもあると思いますが、少なくとも移動する12時間以上前には電源を切りましょう。
引っ越し当日に慌てて調べて「間に合わなかった!」という場合は、いつ電源を切ったのか、どこまで処理をしてあるのかを引っ越し業者に伝えて下さい。
冷蔵庫の破損や不調を防ぐため、引っ越し荷物のトラブルをおこさないためにも、前日までに冷蔵庫の電源を切り、移動する準備を済ませておくのがおすすめです。
引っ越し先で冷蔵庫を稼働させる際の気を付けるべき点は?
冷蔵庫の電源を切るタイミングも重要ですが、電源を入れるタイミングも忘れてはならないポイントがあります。
メーカーによって違いはあるものの、基本的には置き場所に設置してから1時間程度は電源を入れずに放置するのが良いようです。
最新の冷蔵庫の場合は、安静時間なしですぐに使える製品や、10分程度で大丈夫という説明が付いている製品もあります。
古い冷蔵庫は冷却装置の内部にある液体が落ち着くまで、しばし待機しましょう。
繁忙期で時間に追われていなければ、ベテランの引っ越し業者さんがアドバイスをしてくれるケースもありますが、基礎知識だけでもあると安心ですよね。
新しい住まいで一番に使いたい家電の冷蔵庫ではありますが、故障を防ぐためにも焦らず丁寧に使用開始を待ちましょう。
引っ越しのため冷蔵庫をどう処理する?電源を切る当日までの準備とは?
現在使っている冷蔵庫を新居でも使いたい、移動荷物のカウントに入れたいと決めたら、引っ越しする日の前日、電源を切るまでにやるべき事がいくつかあります。
まずは冷蔵庫に残っている食材などを使い切って、空っぽにしなければなりません。
中身が入ったままの冷蔵庫や、生鮮食品は運んでもらうことができないからです。
引っ越しの1週間前くらいから、冷蔵庫の中身を使い切る、もしくはクール便で引っ越し先に送る手配、保冷バッグや箱などの準備を始めましょう。
生ものや冷凍品を自分で運ぶアイデアとして、冷蔵庫が稼働しているうちに、ペットボトルをいくつか冷凍しておくと移動の際の保冷剤代わりとして活躍します。
スーパーや鮮魚店、八百屋などで発泡スチロールのBOXをもらっておくと大変便利です。
無料でもらえたり、引っ越し後の処分も簡単なので、コスパの良い材料ですね。
引っ越し先への移動中に、保冷剤から出る水分や、食材の水漏れは箱の底が抜けてしまったり、他の荷物を汚してしまうなどのダメージが大きく出てしまいます。
保冷の必要がない調味料や食品(お米など)は、引っ越し業者に運んでもらうことができるので、冷凍冷蔵物とは別に荷造りしましょう。
引っ越しが決まったら冷蔵庫の電源ON・OFFタイミングを把握しておこう!
冷蔵庫の引っ越しで、一番重要なのは電源を切る、そして入れるタイミングです。
ご使用のメーカーをチェックすると共に、引っ越し業者にも確認しておきましょう。
引っ越し前日に電源を切るまでの日数を遡り、食材を使い切るなど、冷蔵庫の中身を空っぽにする予定を立てて準備しましょう。
新居で待機し安静にした後、冷蔵庫の電源を入れてから、冷えてくるまで時間がかかるので、冷凍冷蔵品の移動方法を考え、クール便などを手配しましょう。
万が一のことを考慮して、引っ越し前にダメージに繋がる大きな傷やへこみがないか、冷蔵庫の状態をよく確認し、故障の場合の補償なども認知しておきましょう。
まとめ
冷蔵庫の引っ越しは、極力早めに電源を切り、水抜きをしてから運ぶこと、横倒しにしないよう気を付けて運ぶ事、到着後すぐに電源を入れない事です。
業者に依頼せず、自分で運ぶケースもあるかと思いますが、持ちにくい上に非常に重たい荷物です。
集合住宅など階段を使う時には、冷蔵庫の傾きと、運ぶ人にケガのないよう充分気を付けてお引っ越しくださいね。
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