赤ちゃんの鉄分不足って、聞いたことありますか?
赤ちゃんが鉄分不足になるなんて、正直知らなかったです。
ママトモのYさんから「子供が鉄分不足でサ…」という話を聞いて驚きました。
赤ちゃんや子供にとって鉄分不足は無縁だと思っていたので。
実はあまり知られていませんが、鉄分不足と夜泣きは関係があるようです。
そこで今回、Yさんから聞いた話や、検診の時に小児科の先生に話をうかがったり、栄養士さんにも聞いたりしたのでその話をまとめてみました。
Contents
赤ちゃんの夜泣きに鉄分不足が関係している事も!
赤ちゃんの夜泣きの原因はいろいろあります。
不快感の訴え、
赤ちゃんがお母さんに甘えている、
日中の経験の刺激、
などは多くの方が耳にしたことがあると思います。
その中でもあまり知られていないのが鉄分不足とのこと。鉄不足がすすむと鉄欠乏性貧血という症状に陥ってしまいます。
鉄欠乏性貧血はほんの少しの刺激でも泣いてしまうような症状があるということで、これが夜泣きへと繋がってしまうのですね。
また夜泣き以外にも持続時間の低下や、無関心、記憶力や認知力の低下、他にも言語学習能力の低下など、脳へ悪影響が及ぶことが分かっています。
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赤ちゃんの夜泣きの原因は鉄分不足も?できることは何?
生まれたばかりの赤ちゃんが、鉄分不足ということはないです。
赤ちゃんは、お腹の中にいる時にお母さんの胎盤からたくさん栄養をもらって生まれてきますから。
「妊娠中は鉄分を良く取るように」とよく言われませんでしたか?赤ちゃんに栄養が行くように、お母さんは妊娠中、よく栄養をとっていましたね!
赤ちゃんが生まれ持った鉄分のことを貯蓄鉄と言います。
この貯蓄鉄というのは4~5ヶ月頃から少しずつ減っていきます。
そして著しく発育していく乳児期後期(生後9ヶ月頃)に鉄分が不足していると鉄欠乏性貧血になってしまうことも。
そのため、鉄分が減り始める4~5ケ月頃から、母乳をあげているお母さんは、いつも以上に鉄分の摂取に心がけましょう。
早いお子さんだと5ヶ月頃から離乳食が始まります。
離乳食が始まったら、離乳食から鉄分摂取できるよう、レシピを考えていきたいですね。
鉄分不足で倒れたお子さんのことや小児科の先生・栄養士さんの話
私のママトモのYさんのお子さんは1歳半くらいの時に鉄欠乏性貧血になったとのこと。その子は女の子で、もともと離乳食はあまり食べない子だったそうです。
Yさんは、上の子は問題なく成長していることから「成長すればご飯も食べるようになるからいいか」と、様子を見ていたそうです。
またYさんは完全母乳で育てていました。Yさん自身が、貧血気味だったそうですが、子どもの栄養のことはあまり深くは考えていなかったそうです。
ある日、子どもの顔色が悪いことに気が付き、様子を見ていたら、子どもが突然倒れてしまったそうです。
驚いたYさんは、救急車を呼び、病院で検査してもらったそう。すると、「鉄欠乏性貧血」と診断を受けたのです。
その後は処方された薬を飲み、食事にも気を付けたそうです。
現在その子は6歳、ウチの娘と同じクラスの女の子ですが、他の子と変わりなく元気に過ごしています。
その話を聞き、私は心配になり小児科の先生、栄養士さんに相談しました。
「倒れるという事はマレな事」「すごくひどい状態だったのではないか。」ということでした。先生には、私の娘は大丈夫だろうと言っていただき、一安心。
鉄欠乏性貧血自体、マレなようですか、近年少しずつ増えてきているそうです。
また鉄欠乏性貧血の症状が現れる頃には症状が重くなってきている時との事。
3人の子を育てていてまだ下の子は小さいので、日頃の離乳食など気を付けるようにアドバイスをいただきました。
鉄分不足で夜泣きをしないように気を付けている事
私自身も鉄分をとることには気を付けていました。
子どもにも、離乳食初期から食べさせてあげられることが出来るレバー、ほうれん草、ひじき等は頻繁に食卓に出していました。
とは言え、レバーは調理方法など心配になりますよね…。
そんな時の救世主!市販のベビーフードです。ベビーフードはスーパーやドラックストアで気軽に購入できますよね。
レバーだけに限らず、調理方法に自信がないものはベビーフードに助けてもらい、毎日少しずつでも摂取し鉄分不足にならないように心がけていました。
レバーなどは特に独特に匂いがあります。大きくなってから食べさせようとしてもその匂いを嫌がり食べてくれないこともあります。ですから初期のころから食べさせてあげて赤ちゃん自身もその味や匂いになれるようにしましょう。
けっこうこの期間はお世話になりました。↓ ↓
他には9ヶ月頃からフォローアップミルクに切り替えました。フォローアップミルクは、育児用ミルクの代わりや、離乳食だけでは補えない栄養を補助するためのミルクです。
フォローアップに切り替える時の注意点は、離乳食が3回食になっていることです。
まだ離乳食の生活リズムになれていない場合や、赤ちゃんが離乳食をあまり食べないときは無理にフォローアップに切り替えることはせずに、母乳やミルクを与えてしっかり栄養を与えましょう。
早い子だと9ヶ月頃から、平均では1歳頃にフォローアップミルクに切り替えるお母さんが多いようです。我が子の成長具合を見ながら徐々に切り替えていけば大丈夫ですよ。
まとめ
私自身、貧血気味で、日頃意識して鉄分をとっています。女性は鉄分が不足気味の人は多いです。
赤ちゃんもある時期から意識して鉄分をとるように心がけていくことは大事なんだと改めて知りました。
ワーママが、限られた時間の中で一生懸命作った離乳食を食べてくれなかったり、栄養が偏っていたりするのも残念。そういう時は市販のベビーフードに頼るのもいいと思います。
たくさん出回っているので、いろいろ試してみるのもいいですね。
Yさんの話を聞いて、お母さんも勉強しないといけないなぁと、つくづく思いました。
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