台湾パイナップルは、甘くて美味しいので、今ではすっかり人気のフルーツになっていますね。
今回は、特に人気の台湾のパイナップルの食べごろや見分け方について、お伝えしたいと思います。
Contents
台湾パイナップルの食べごろはいつ?
台湾パイナップルの季節といえば3月頃に出回り、4月から6~7月の間がいちばん美味しい時期になります。
特に、旬の6月~7月になると台湾パイナップルはベストの状態になります。
日本では、これまでパイナップルといえば、フィリピン産が多かったのですが、台湾で作られている台湾パイナップルは、その甘さや果肉などの違いで、とても美味しいといわれています。
食べると甘くてジューシー、そして芯まで食べることができるのが台湾パイナップルの特徴です。これから台湾パイナップルの見分け方や食べ方を紹介していきたいと思います。
台湾パイナップルの食べごろを見分けるポイントは?
その① 見た目
スーパーなどでパイナップルを見かけたら、まず見た目から選ぶ人が多いと思います。
美味しい台湾パイナップルの特徴はまず、「網目が大きく平らなこと」です。
よく、「網目は盛り上がっているものがよい」という情報もありますが、台湾パイナップルについては、「平らでつるりとしたものがよい」という情報がありました。
日本に多く輸入されている「金鑽(きんさん)」という種類のパイナップルは、皮が黄色くなれば食べごろです。また、夏もおわりに差し掛かると、別の種類のパイナップルが出回りますが、そちらは黄色くなると熟しすぎといわれるものもあります。
お尻に向かって末広がりのものを選び、見た目、痩せたものではなく全体的に丸みのある、色は黄色味を帯びているものがおすすめです。
葉の色も先端まで枯れず、ピンとしたものを選びます。
その② 手にとって確かめてみる
見た目で選んだら、次に、パイナップルを手にとってみて、ずっしりと重みのあるものを選ぶこと。
叩いてみて、「ポン!」と音のするものは繊維も細かく、甘味、風味のバランスがとれているので、とても美味しいパイナップルです!
反対に「低い、にぶい音」がするものは、酸味が少なく甘さは強いですが、熟しすぎている可能性があります。
その③ ほのかな香りで選ぶ
皮が黄色くなれば美味しく食べることができる、台湾パイナップル。
お尻の方が香りが強く出るので、それを確かめて選びましょう。
台湾パイナップルの特徴は?
人気の台湾パイナップルですが、なぜ人気なのか、その特徴を少しチェックしてみましょう。
1.甘味が強い
台湾パイナップルの甘さが強い理由は、栽培方法にあります。
ほかのパイナップルは未熟な状態で日本に輸入されるのに比べ、台湾パイナップルは、樹で完熟させてから収穫します。
それも、もともと甘い品種を選び完熟する状態まで待ってから収穫するりだそうです。
糖度は高いもので17度~20度もあり、甘味と酸味が絶妙なバランスの食べやすいパイナップルです。
2.イガイガ、ピリピリしない
今までのパイナップルのように特有の舌をさすような刺激がありません。
口の中にイガイガ感、ピリピリ感が残らないので食べすぎても刺激が残りません。
3.芯まで食べることができる
キョーコ
従来のパイナップルとの違いは何と言っても「芯まで食べることができる」ということです。
芯まで甘く食べることができるので無駄がありません。
芯までやわらかく、「むしろ芯の方が美味しい!」と絶賛する人もいるくらいです。
4.皮が柔らかい
これまでのパイナップルの特徴といえば、皮が固くカットするのに苦労する人も多かったのではないでしょうか?
私もパイナップルを食べる時の悩みは、皮が固くて、包丁さばきが不安だったことにあります。
ところが、台湾パイナップルの特徴は「皮がやわらかい」という特徴がありますので、取り扱いしやすく、時間をかけずにパイナップルの甘味を生かしたパフェなど作ることができます。
5.スジっぽさがない
台湾パイナップルの食感はスジっぽさがありません。
全体的に柔らかく歯の間にはさまることもなく、芯まで気持ちよく食べることができます。
台湾パイナップルの食べごろでなくとも甘くするには?
スーパーで購入してきたパイナップルは、甘く熟したものばかりではない場合があります。
そんなときに、パイナップルを甘くする方法があるのでご紹介しますね!ちなみに、台湾ではさほど甘くないパイナップルを好む人もいるんだとか。
その① 逆さにしておく
パイナップルはお尻の方が甘く、頭の方が酸っぱいといった特徴があります。逆さにしてお尻の方を上にしておくことで、お尻の甘さが全体に行きわたります。
パイナップルは購入してきてから、まずは一口食べてみましょう。
全部カットしてしまう前に、逆さにして置いておくだけで甘くしてから食べることができます。
その② 塩水につける
パイナップルを買ってきて、食べごろだと思ったのに食べてみたら甘くなかった!ということもあるかもしれません。
パイナップル特有の、あのイガイガ、ピリピリ感は塩水につけてみると美味しく食べることができます。
つけておく時間は、約30分程度です。
台湾パイナップルが食べごろなのに保存できる?
台湾パイナップルは一度収穫すると追熟しないため、買ってきたらできるだけ早めに食べてしまうのがおすすめです!
でも、もし保存する場所は、冷暗所や冷蔵庫の野菜室に、葉の部分を上にして保存すると全体的に甘くなります。
また、カットしたパイナップルはラップで包み、冷蔵庫に保存してください。冷凍する場合はジッパー付きのビニール袋に入れて保存するのがおすすめです。
冷凍のパイナップルの保存期間は、1~2カ月です。凍らせたパイナップルはスムージーにしても美味しく食べることができます。
まとめ
台湾パイナップルの食べごろは、早ければ3月頃から出回り、4月から7月くらいが旬になります。
バナナなどと違い追熟しないのでスーパーで陳列されているときがいちばんの食べごろです。
スーパーで選ぶ場合は、皮が黄色く、手にとってほのかな香りがあるものを選ぶと甘いパイナップルが選べます。
暑い夏を乗り切るには、水分やビタミン、ミネラル、クエン酸などを果物から摂ることもおすすめです。
甘く美味しい、台湾パイナップルは疲れた体を早く回復させてくれます。健康にも効果が見られ美肌や便秘解消、老化防止にもよいといわれています。
以上です。
スーパーで台湾パイナップルを選ぶときは、実践してみてくださいネ!
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