郵便局の転送届サービス いつから届ければいいのかなどにお答えします!

 

私の勤める会社でも、

転送先不明で戻って来る郵便物が多くて、庶務の子が困っています。

転居しても、一定期間はきちんと届くシステムがあるので、利用して欲しいのですよねー。

それを知らないと、送った側、送られた側の双方にとってデメリットなので、これからそのシステムについてご説明します。

郵便局の転送届のシステムはいつから申し込めるの?

では、いきなりですが、

転居届は、いつから郵便局に提出したらよいのか、

ということですが、

それは、転居日が決まってからです。

最寄りの郵便局に転居届を提出してから

登録されるまでに3~7営業日を要するので、10日前までに出しておくことをオススメします!

 

転居届には、転送開始希望日を記載するようになっていますが、

引っ越し前日ですと、

郵便局だって間に合いません。

 

急には転送できませんのでーー!←ここ注意!

 

なお、

転居届「お客さま控」に記載されている転居届受付番号で、転居届受付状況を確認できるので、安心ですね。

さて、では、具体的手続き等について、見てまいりましょう。

郵便局の転居届のシステムについて!

引っ越しをする際、

新居の手続きや引っ越し業者の手配など、

事前に準備をすることが多くて、

郵便のことなど、ついつい忘れがちではないかと思います。

 

郵便は電気・ガス・水道と違って、ライフラインとまでは言えないですものね。

 

郵便局の転送サービスとは、

引っ越し後、旧住所宛てに届く郵便物(はがき・手紙・ゆうパックなど)を新住所へ無料で転送してもらえるサービスです。

 

一度の申し込みで、最大6人までの転送サービスを申し込むことができます。

 

6人までだったら

家族全員の転送サービスを申し込めることはもちろん、

一人暮らしをするために一人だけ別住所に変わるときや、

入院や出張で一人だけ転居する時にも申し込むことが可能です。

 

転送期間は、一年間。

 

サービス終了後の郵便物は、差出人に返還されます。

 メリット

 引っ越し前後に購入した商品や、

生命保険などの住所変更書類、

クレジットカードの利用明細など

重要書類が旧住所に届くのを防げます。

転送をしないと旧住所宛ての郵便物はポストにたまってしまい、重要書類に気付けない可能性があります。

また、旧住所に新しい住人が住んだ場合、郵便物の中身を見られてしまうことも考えられます。

 

実際、私が独身で一人暮らしをしていた時代、

近所に引っ越しをした際に、

郵便局への転居届を後回しにしていたところ、

旧住所に届いた荷物を新しい住人に受け取られてしまった経験があります。

 

大家さんが親切な方で、たまたま現場を見ていて私に伝えてくださったので大事には至りませんでしたが、

知らない間に荷物を開けられていたらと考えると、いい気持ちはしません。

私も、早めに手続きは済ませておけばよかった、と反省しました。

郵便局の転送届サービスの手続き方法!

 

手続きには郵便局窓口郵送インターネットの3つの方法があります。

また、郵便局窓口や郵送で使用する「転居届」は、全国の郵便局に置いてあります。

インターネット以外の方法を考えている場合は、早めにもらっておきましょう。

①郵便局窓口⑅୨୧⑅*

転居届に必要事項の記入と押印をして、

最寄りの郵便局窓口に提出しましょう。

 

このとき、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類と、旧住所が確認できるもの(運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカード・住民基本台帳カード・住民票など)の提示が求められます。

忘れずに持っていきましょう。

②郵送⑅୨୧⑅*

 転居届に必要事項の記入と押印をして、郵便ポストに投函しましょう。

切手は不要です。

 

本人以外が郵便物を勝手に転送することがないように、

転居の事実確認や本人確認が行われることがあります。

 

具体的には、旧住所への確認書類の送付や日本郵便社員による現地訪問があるようです。

また、転居者が不在の場合は、同居人等への転居者の居住の事実確認をします。

③インターネット⑅୨୧⑅*

スマホから転送サービスに申し込めるe転居を利用します。

利用には「ゆうびんID」によるログインが必要です。

また、必要事項の入力はパソコンからでも可能ですが、

手続き中に、

転居受付確認センターにスマホで電話をする必要があります。

郵便局の転送届サービス受付状況の確認方法は?

郵便局HPの「転居届受付状況確認サービス」に、転居届申請の受付完了時に発行される「転居届受付番号(10桁)」を入力することで、24時間確認できます。

 

転居届受付番号は、郵便窓口・郵送で申し込んだ方は、お客様控え「記入要領」の欄に記載があります。

 

e転居で申し込んだ方は、受付完了時に届く、受付完了メールに記載されています。

 

また、受付状況を確認できるのは、転居届の提出から6ヶ月間です。

郵便局の転送届サービスの注意点は?

 

①転送サービスの対象は、日本郵便が取り扱う手紙・荷物のみです・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆。

民間の宅配業者が扱う荷物、『転送不要』と記載された郵便物、海外への発送は対象外です。

参考:『転送不要』というのは、差出人が転送を望まない郵便物です。

銀行からのキャッシュカードなど、転送不要とされたものは差出人に返還されるので、登録先の住所を変更する必要があります。

②転居届を提出しても、すぐに転送されるわけではない・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

届出後、旧住所宛ての郵便物が新住所に転送されるまで、

土日祝を除いた3~7営業日かかるため、

引っ越しが決まったら早い段階で手続きをするのがオススメです。

 

転居届の用紙には、

新住所への転送を始める日付を記入する「転送開始希望日」の欄が設けられています。

 

希望日を指定すると、転居前の転送を防ぐことができますヨ。

 

③転送サービス期間は届出から1年・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

例えば、9月1日に届出を提出したら、翌年の8月31日までが転送サービス期間になります。

ただし、サービス開始日は転送開始希望日ではなく、

郵便窓口に届出を提出した日なので注意してください。

郵便局の転送届サービスの停止はいつからできる?

転送サービスには、サービス解除や中止の手続きがありません。

出張先や入院先から帰宅した時などは、

新住所から旧住所への転居届を、再度提出しましょう。

郵便局の転送届サービスの延長はいつから?

転送サービスが終了する1年が過ぎても継続して転送したい場合は、

再度転居届を提出することで更に1年間の転送期間延長が可能です。

 

ただ、転送期間中に送られてくる旧住所宛ての郵便物には、

転送期間終了の日付が記載されたラベルが貼られています。

転送期間終了前に、

少しずつでも送り主や知人等に住所変更の旨を伝えていくといいでしょう。

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