更年期のお腹ぽっこりに効く運動とは?専門家がすすめる習慣

更年期にさしかかると、それまでと体型が変わってきたと感じる女性は少なくありません。特に多いのが「お腹まわりがぽっこりしてきた」という悩みです。

カズコ

私の場合、体重が変わっていないのに、パンツ類のサイズが上がりました。

体重はそれほど増えていないのに、鏡を見ると下腹部が出ているように感じたり、ズボンのウエストがきつくなったりといった変化が起こりやすくなります。これは単なる見た目の問題にとどまらず、生活習慣病や腰痛など健康面にも影響を及ぼす可能性があります。

ここでは、更年期女性に多いお腹ぽっこりの原因を整理し、今日から取り入れられる運動習慣を紹介します。

「年だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。自分の体を理解し、生活に合った運動を少しずつ取り入れていくことで、お腹まわりは変わっていきます。健康と自信を取り戻す一歩を一緒に踏み出してみませんか。

更年期にお腹ぽっこりが増える原因

更年期のお腹ぽっこりは、単なる加齢のせいだけではなく、女性ホルモンの変化代謝の低下生活習慣姿勢など複数の要因が重なって起こります。ここでは代表的な4つの原因を順番に整理します。

女性ホルモン(エストロゲン)の低下で脂肪がつきやすくなる

更年期に入ると、卵巣から分泌される女性ホルモンの一つであるエストロゲン」が急激に減少します。

エストロゲンは妊娠や月経周期を調整する働きだけでなく、脂質代謝(※脂肪の分解や利用の仕組み)にも関わっています。若い頃はこのホルモンの働きによって、皮下脂肪(皮膚のすぐ下につく脂肪)がつきやすく、比較的丸みのある体型を保ちやすいとされています。

しかし、更年期にエストロゲンが低下すると脂肪の代謝がうまくいかず、結果的に内臓脂肪(お腹の奥の臓器まわりにつく脂肪)が増えやすくなるのです。

厚生労働省が公開している「e-ヘルスネット」でも、閉経に伴ってホルモンのバランスが変化し、脂質代謝異常や肥満が進みやすいことが指摘されています【出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「更年期障害」。このようなホルモン変化によって、更年期女性は若い頃と同じ食生活や活動量であっても、体重が増えたりお腹が出てきたりしやすくなるのです。

基礎代謝の低下による筋肉量の減少

基礎代謝とは、安静にしていても体が生命活動を維持するために消費するエネルギー量のことです。成人女性では一日の消費カロリーの大部分を占めていますが、年齢を重ねるとともに徐々に低下します。基礎代謝を大きく支えているのは筋肉の働きです。つまり、筋肉量が減ると基礎代謝も下がり、同じ食事をしても消費されるエネルギーが少なくなってしまいます。

更年期世代は、加齢やホルモンの影響で筋肉が落ちやすくなる時期です。特に下半身や体幹の筋肉が弱ると姿勢も崩れやすくなり、見た目のお腹ぽっこり感が強まります。筋肉が減ると脂肪が燃焼されにくくなるため、知らず知らずのうちに体脂肪が増えてしまうのです。

公益財団法人長寿科学振興財団の情報によると、筋肉量は40歳頃から少しずつ減少し、特に女性は閉経前後から基礎代謝の落ち込みが目立つとされています【出典:健康長寿ネット「サルコペニアとは」https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/sarcopenia-about.html】。この筋肉量の減少と基礎代謝の低下も、更年期のお腹ぽっこりを招く大きな原因のひとつです。」

内臓脂肪の蓄積と生活習慣(食事・運動不足・ストレス)

更年期になると脂肪が内臓の周りにつきやすくなるのは先ほど触れたとおりですが、この変化は日々の生活習慣とも密接に関係しています。

まず食生活です。糖質や脂質の多い食事、間食や夜遅い食事が続くとエネルギーが余り、内臓脂肪として蓄積されやすくなります。また、運動不足も大きな要因です。デスクワークや車移動が多くなると、一日の消費エネルギーが減って内臓脂肪が増加しやすくなります。

さらに見落とせないのがストレスです。更年期はホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れやすく、ストレスホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されやすい状態になります。コルチゾールには脂肪をため込みやすくする作用があるため、慢性的なストレスは内臓脂肪の増加に直結します。

厚生労働省も、内臓脂肪型肥満は生活習慣病のリスク要因であり、食事・運動・休養のバランスを整えることが予防につながると示しています【出典:厚生労働省 e-ヘルスネット『内臓脂肪型肥満』】(実際のURLはこちら:https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/metabolic/ym-051.html)。つまり、更年期におけるお腹ぽっこりは、ホルモンや代謝の変化に加えて、生活習慣が拍車をかけているといえるのです。

姿勢の崩れが見た目のぽっこり感を悪化させる

お腹ぽっこりの原因は脂肪だけではありません。実は「姿勢の崩れ」も大きく関わっています。特に猫背や反り腰の姿勢は、実際の脂肪量以上にお腹を突き出して見せてしまいます。

加齢や筋力低下によって体幹(※体を支える腹筋や背筋など)の力が弱まると、正しい姿勢を維持しにくくなります。その結果、骨盤が前に傾いたり背中が丸まったりして、下腹部が出ているように見えるのです。また、呼吸が浅くなることも姿勢の崩れと関連しており、インナーマッスル(※体の奥の筋肉)の働きが弱まると腹圧が保てず、内臓が下がって下腹ぽっこりにつながる場合もあります。

整形外科や理学療法の分野でも、姿勢と体型の関係は広く指摘されています。日本整形外科学会による啓発資料でも、姿勢の崩れが腰痛や筋力低下を招き、体幹の安定性を失わせると説明されています。日本整形外科学会も、運動器の健康を保ちロコモティブシンドロームを防ぐことが、健康寿命の延伸につながる重要な取り組みであるとしています【出典:日本整形外科学会『ロコモティブシンドロームとは』】。

更年期のお腹ぽっこりに効く運動とは?

更年期にお腹まわりが出やすくなるのは、ホルモンや代謝の変化だけでなく、日常生活で筋肉を使う機会が減ることも大きな要因です。では実際にどのような運動を取り入れると改善につながるのでしょうか。ここでは、専門家もすすめる代表的な運動習慣を4つ紹介します。

体幹を鍛える運動(プランク、ブリッジなど)

「体幹」とは、お腹や背中、腰など体の中心部分を支える筋肉のことです。特に腹直筋(ふくちょくきん:お腹の前側)、腹横筋(ふくおうきん:お腹を横に巻くように走る筋肉)、多裂筋(たれつきん:背骨を安定させる筋肉)などが含まれます。これらを鍛えると姿勢が整い、お腹まわりの引き締めに直結します。

代表的なのが「プランク」です。うつ伏せの状態から両肘とつま先で体を支え、体が一直線になるように姿勢を保ちます。初めは10秒からでも構いません。毎日少しずつ時間を伸ばしていくと、自然にお腹の奥の筋肉が刺激されます。

もう一つは「ブリッジ」です。仰向けに寝て膝を立て、ゆっくりお尻を持ち上げて腰から膝までを一直線に保ちます。お尻や腰だけでなく体幹全体が鍛えられ、下腹部のぽっこり解消に効果的です。

体幹を強化すると基礎代謝(※安静時に消費するエネルギー量)が上がり、脂肪が燃えやすい体質にもつながります。

骨盤底筋を意識したエクササイズ(ピラティス的動き)

骨盤底筋(こつばんていきん)は骨盤の底にある筋肉群で、内臓を支えたり、排尿をコントロールしたりする重要な働きを担っています。更年期はホルモンの影響でこの筋肉が弱くなりやすく、下腹部が出て見える原因にもなります。

ピラティスはこの骨盤底筋を意識しながら体を動かすのが特徴です。例えば、仰向けで膝を立て、息を吐きながらお腹と骨盤の奥を引き締める「ドローイン」動作は代表的です。お腹をへこませるのではなく、下から持ち上げるイメージで力を入れると効果的です。

また、四つん這いの姿勢から片手と反対側の足を伸ばす「バードドッグ」も骨盤周囲の安定性を高め、体幹と一緒に鍛えられます。特にピラティス的なエクササイズは呼吸と連動させて行うため、無理なくインナーマッスル(※体の奥の筋肉)を活性化できるのが利点です。

骨盤底筋を意識した運動は、お腹ぽっこりの改善だけでなく、尿漏れ予防や姿勢改善にもつながります。

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有酸素運動(ウォーキング・軽いジョギング)で脂肪燃焼

お腹の脂肪を減らすためには、筋トレだけでなく有酸素運動が欠かせません。有酸素運動とは、軽く息が弾む程度の運動を一定時間続け、体脂肪をエネルギーとして燃やす運動のことです。代表例はウォーキングやジョギングです。

更年期世代には「会話ができるくらいの軽い負荷」で20分前後続けるウォーキングがおすすめです。短時間でも毎日積み重ねることで内臓脂肪が減り、血糖値や血圧の改善にも効果が期待できます。

もし外での運動が難しい場合は、室内で踏み台昇降や軽いエアロビクスを取り入れるのも良い方法です。大切なのは「続けられること」です。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」でも、1週間で合計150分程度の中強度(※ややきついと感じる程度)の有酸素運動が推奨されています。短時間を積み重ねる方法なら、忙しい更年期女性でも無理なく取り入れられます。

呼吸法(腹式呼吸・胸式呼吸)でインナーマッスルを刺激

意外に思われるかもしれませんが、呼吸そのものもお腹ぽっこり解消に役立ちます。特に「腹式呼吸」は横隔膜(おうかくまく:肺の下にある筋肉)を大きく動かし、インナーマッスルの腹横筋や骨盤底筋に刺激を与えます。

やり方は簡単です。椅子に座り、背筋を伸ばして鼻から息を吸い込み、お腹をふくらませます。その後、口からゆっくり吐きながらお腹をへこませていきます。これを数回繰り返すだけで、お腹の奥の筋肉が働き、内臓を支える力が強まります。

また、ピラティスでよく行われる「胸式呼吸」も効果的です。胸を広げるように息を吸い、肋骨(ろっこつ:胸を囲む骨)が横に広がるのを感じます。息を吐くときは肋骨を締めるようにし、同時にお腹を軽く引き締めます。胸式呼吸は姿勢改善に役立ち、呼吸が浅くなりがちな更年期女性のリラックスにも効果的です。

呼吸法は場所や時間を選ばずにできるため、運動が苦手な人でも取り入れやすいのがメリットです。

専門家がすすめる運動習慣の作り方

更年期のお腹ぽっこりを改善するために運動が効果的であることは多くの研究で示されています。しかし「毎日続けないと効果がないのでは」と考えると、ハードルが高く感じてしまい、始める前から気持ちが重くなる方も少なくありません。実際には、運動は短時間でも習慣として積み重ねることが大切であり、専門家も「無理をせず、できる範囲で継続することが効果につながる」と強調しています。ここでは、専門家の見解に基づいた、現実的で取り入れやすい運動習慣の工夫を紹介します。

毎日でなくても「週2〜3回」「1回10〜20分」でOK

運動習慣を身につけるときに多くの人がつまずくのが「毎日やらなければならない」という思い込みです。もちろん毎日体を動かすことは理想的ですが、更年期の体は疲れやすく、気分の波も大きいため、毎日同じ強度で運動するのは現実的ではありません。

厚生労働省が示す「健康づくりのための身体活動基準2013」では、中強度の運動(やや息が上がる程度)を1週間で合計150分程度行うことを推奨しています。つまり、1回20〜30分の運動を週に5回行うのと同じ効果が、1回10〜20分を週2〜3回行う積み重ねでも期待できるということです。

例えば、月曜と木曜に20分のウォーキング、土曜にヨガやピラティスを30分行うだけでも十分に基準を満たせます。短い時間でも続けることが体に変化をもたらし、基礎代謝の向上や内臓脂肪の減少につながるのです。参考:ピラティススタジオを探すなら>>ピラティス専科

時間帯は「朝の軽い運動」「夜のストレッチ」が効果的

運動は「いつやるか」も習慣化のコツになります。更年期女性にとって特におすすめなのは「朝」と「夜」です。

朝は体がまだ硬く、血流も十分に行き渡っていません。ここで軽く体を動かすことで、一日の活動に必要なエネルギーを引き出すことができます。具体的には、朝日を浴びながらのウォーキング、肩や腰を回すストレッチなどが効果的です。朝の運動は自律神経(交感神経)を整え、気持ちを前向きにする作用も期待できます。

一方、夜は体をリラックスモードに切り替える時間です。寝る前に強い運動を行うと眠りを妨げることがありますが、ストレッチや軽い呼吸法であれば副交感神経(リラックスの神経)が優位になり、睡眠の質を高めます。更年期に多い不眠の改善にもつながるため、夜は「ストレッチや呼吸法」で体を整えるのがおすすめです。

「生活に組み込む工夫」:テレビを見ながら・通勤途中のウォーキング

「運動のための時間を新しく作らなければ」と考えると、忙しい日常の中ではなかなか継続できません。そこで有効なのが「生活に運動を組み込む」工夫です。

例えば、テレビを見ながらその場で足踏みしたり、CM中に腹式呼吸やスクワットを数回行ったりするだけでも立派な運動になります。買い物や通勤の際には一駅分歩いたり、エスカレーターではなく階段を使ったりするのも良い方法です。

専門家は「運動は特別なことではなく、日常生活の中に小さく取り入れることが習慣化の鍵」と指摘しています。わざわざ時間を確保しなくても、普段の動作に意識を向けるだけで自然に体を動かす機会を増やすことができます。こうした「ながら運動」はハードルが低いため、更年期世代の女性にも取り入れやすいのです。

「無理をしない」ことが長く続ける秘訣

運動習慣を作るうえで最も大切なのは「無理をしない」ことです。更年期は体調の変化が大きく、思った以上に疲れやすい時期です。体調が優れない日に無理に運動をしてしまうと、逆に体を壊したり「もう続けられない」と気持ちが折れたりしてしまいます。

専門家も「調子が悪い日は思い切って休む」「短時間だけにする」など柔軟に調整することをすすめています。運動は継続が第一であり、完璧に毎回やる必要はありません。むしろ「今日は5分だけやってみよう」「呼吸法だけ取り入れよう」といった小さな工夫の積み重ねが、長期的には大きな効果につながります。

また、自分に合った強度を知ることも大切です。「ややきつい」と感じる程度が適度な強度とされますが、心拍数や息切れが強すぎるようなら負荷を下げましょう。自分の体調に合わせて調整することが、更年期を健やかに乗り越える秘訣なのです。

運動だけじゃない!お腹ぽっこり改善に役立つ生活習慣

更年期に起こるお腹ぽっこりは、運動不足や筋肉量の低下だけが原因ではありません。毎日の食事や睡眠、さらには心の状態も大きく影響しています。運動に加えて生活習慣を整えることで、体の内側から代謝が改善し、より効果的にお腹まわりをスッキリさせることができます。ここでは、更年期女性が特に意識したい3つの生活習慣について解説します。

食事の工夫(タンパク質と食物繊維を意識)

まず大切なのは食事です。更年期に入ると基礎代謝(※安静時に消費するエネルギー量)が下がるため、同じ量を食べても以前より太りやすくなります。だからといって極端に食事量を減らすと筋肉が落ち、代謝がさらに低下して逆効果です。

特に意識したいのはタンパク質です。タンパク質は筋肉や皮膚、髪などを作る材料であり、不足すると体力や肌のハリが低下します。肉・魚・卵・大豆製品などをバランスよく摂ることが重要です。厚生労働省「日本人の食事摂取基準2025年版」では、更年期世代の女性にも体重1kgあたり約1.0gのタンパク質摂取が推奨されています。体重50kgなら一日50g前後が目安です。

さらに、食物繊維も欠かせません。食物繊維は腸内環境を整え、血糖値の急上昇を防ぐため、脂肪がつきにくい体質づくりに役立ちます。野菜・海藻・きのこ・果物などを毎食に取り入れると良いでしょう。食物繊維には水溶性と不溶性があり、両方をバランスよく摂ることが理想的です。

また、間食や甘い飲み物を控えることも大切です。血糖値の乱高下は脂肪の蓄積を促すだけでなく、気分の落ち込みや疲労感にもつながります。どうしても甘いものが欲しいときは果物やナッツなど自然な食品を選ぶと良いでしょう。

質の良い睡眠が代謝を助ける

次に大切なのは睡眠です。更年期はホルモンバランスの乱れから不眠や中途覚醒に悩む人が増えますが、睡眠不足はお腹ぽっこりを悪化させる要因になります。

その理由のひとつがホルモン分泌です。睡眠中には「成長ホルモン」が分泌され、筋肉や皮膚の修復が行われます。睡眠が不足するとこの分泌が減り、筋肉量が減少しやすくなります。また、睡眠不足は食欲をコントロールするホルモンにも影響を与えます。食欲を抑える「レプチン」が減り、逆に食欲を増す「グレリン」が増えるため、過食に繋がりやすくなるのです。

質の良い睡眠をとるためには、寝る前の生活習慣を整えることが大切です。例えば、就寝前のスマホやパソコン使用を控える、ぬるめのお風呂に入る、寝室を暗く静かに保つなどです。また、日中に軽い運動や太陽の光を浴びることも、体内時計を整えて夜の眠りを深めます。

更年期特有のホットフラッシュ(急な発汗やほてり)で眠れない場合は、寝具の調整やエアコンの活用も有効です。睡眠環境を整えることで代謝が改善され、脂肪が燃えやすい体づくりにつながります。

ストレスを減らす(自律神経を整える)

最後に重要なのがストレス対策です。更年期はホルモンバランスの変化により、自律神経(交感神経と副交感神経のバランスを保つ神経)が乱れやすい時期です。ストレスが強いと交感神経が優位になり、体は常に緊張状態になります。その結果、血流が悪くなり代謝が落ち、内臓脂肪が蓄積しやすくなります。

また、強いストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。コルチゾールは本来、ストレスに対抗する大切なホルモンですが、過剰になると脂肪をため込みやすくなり、特にお腹まわりに脂肪が集まりやすくなることが知られています。

ストレスを軽減するためには、自分に合ったリフレッシュ法を取り入れることが大切です。例えば、深呼吸や瞑想、アロマを使ったリラックス、好きな音楽を聴くことなどです。また、人との会話や軽い運動も自律神経を整える効果があります。特にウォーキングやヨガは、心と体を同時にリセットできる習慣としておすすめです。

さらに、完璧を目指さないことも大切です。「今日は運動できなかった」と落ち込むよりも、「明日少し頑張ろう」と気持ちを切り替える方が心身に良い影響を与えます。自律神経は心の状態と密接に関わっているため、ストレスをため込まず、柔らかい気持ちで日々を過ごすことが更年期のお腹ぽっこり改善にもつながるのです。

まとめ

更年期に起こるお腹ぽっこりは、多くの女性が経験する体型の変化です。その背景には、女性ホルモンの低下や筋肉量の減少、生活習慣の乱れ、そして姿勢の崩れなど、いくつもの要因が重なっています。見た目だけでなく健康リスクにもつながるため、放置せずに向き合うことが大切です。

改善のためには、まず運動習慣を取り入れることが効果的です。体幹を鍛えるプランクやブリッジ、骨盤底筋を意識したエクササイズ、有酸素運動や呼吸法などは、お腹まわりの引き締めに直結します。必ずしも毎日でなくても、週に数回・短時間でも継続することで十分に変化を感じられるでしょう。さらに、朝の軽い運動や夜のストレッチ、生活に取り入れやすい工夫を行うことで、無理なく続けやすくなります。

ただし、運動だけではなく、食事・睡眠・ストレス管理といった生活習慣全体の見直しも欠かせません。タンパク質や食物繊維を意識した食事、質の良い睡眠、ストレスを減らす工夫は、更年期の体を支える大きな柱となります。

近年では、こうした生活習慣づくりの一環として「ピラティス」も注目を浴びています。呼吸に合わせて体幹や骨盤底筋を整える運動であり、年齢に関係なく始めやすいのが特徴です。無理のない範囲で取り入れれば、お腹まわりだけでなく姿勢や気分の改善にも役立つでしょう。

更年期のお腹ぽっこりは「年齢だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。運動・食事・睡眠・ストレス管理を少しずつ整え、続けられる習慣を積み重ねることで、体も心も軽やかさを取り戻すことができます。

私の場合、お腹ぽっこりの原因が全部上に記載の原因にあてはまりました。やはり適度な運動は大切なんですね。更年期を過ぎても運動は一生続けた方が良さそうですね。